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阪田三吉の部

 
阪田三吉名局集
内藤 国雄 著

昭和54年10月8日 初版
講談社 (B6)
定価1300円

 
阪田三吉血戦譜 第1部
東 公平 著

昭和53年4月10日 初版
大泉書店 (新書)
定価680円
 
阪田三吉血戦譜 第2部
東 公平 著

昭和53年4月10日 初版
大泉書店 (新書)
定価680円
阪田三吉血戦譜 第3部
東 公平 著

昭和53年4月10日 初版
大泉書店 (新書)
定価680円
9四歩の謎
孤高の棋士・坂田三吉伝

岡本 嗣郎 著

1997年3月19日 第1刷
集英社
定価1700円


なぜ、阪田三吉は、大正十年、関根金次郎の名人襲位披露の後、四年後、名人自称をしたのか、それがもとで棋界から孤立し、十六年の沈黙を破って、南禅寺で木村義雄と後手番9四歩、天竜寺で花田長太郎と後手番1四歩をなぜ初手に選択したのか、そして、棋界復帰棋戦となる第二期名人挑戦リーグに、なぜ無段で参加し、復活を遂げた後、引退したのかを著者なりの考えが綿密な取材をとおして述べられている。阪田三吉を知る絶好の書である。将棋ペンクラブ大勝受賞の長篇ノンフィクション作品。なお、文庫版が2000年3月に出版されているが、単行本に掲載されていた数々の写真、収録棋譜数が21局から7局に、及び巻末の年譜が割愛されている。